2019年8月25日「キリストの教会とは」

投稿日時 2019-08-25 07:30:40 | カテゴリ: 礼拝説教要旨

 


本日の聖書  使徒言行録2章41〜42節

ペトロの言葉を受け入れた人々は洗礼を受け、その日に三千人ほどが仲間に加わった。彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。

宣教題「キリストの教会とは」  牧師 新保雅雄

聖霊の降臨によってなされたペトロの説教によって、「三千人ほど」の人々が悔い改め、洗礼を受けて、新しくエルサレム教会の仲間に加えられました。そして本日の聖句は、その後、キリスト教会が、どのような信仰生活を送っていくのか、教会とは何か、が語られています。

「彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった」(42節)。ここに教会とは何か、教会とは何をするところなのか、教会の本質が記されています。

ではこの「使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ること」とは、どういうことでしょうか。まず「使徒の教え」とは、私たちでいえば「御言葉と宣教」のことです。主イエスが地上で語られた福音、そして主が行われた恵み、その事実を証人が語る証です。中心は「十字架と復活」という救いの宣教でした。

そして「相互の交わり」とは、この御言葉を中心とした交わりです。そして「パンを裂くこと」、つまり聖餐のことです。そして心を一つにして祈る交わりの中に、主イエスは共にいると約束されました(マタイ18章19、20節)。そこがキリストが隣在される教会です。

教会とは、人間的な関係(肉的)での集まりではありません。それはどこまでもキリストを中心とした交わりなのです。ですからこの交わりは、一人一人が御言葉によって成長していくことなしには成り立ちません。礼拝によって一人一人が、信仰の成長を遂げていく必要があります。

 





板橋キリスト教会にて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://itabashi-church.net

このニュース記事が掲載されているURL:
http://itabashi-church.net/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=390