2018年1月7日「神の子の刻印」

投稿日時 2018-01-07 06:47:20 | カテゴリ: 礼拝説教要旨

本日の聖書   エフェソの信徒への手紙 1:13

「あなたがたもまた、キリストにおいて、真理の言葉、救いをもたらす福音を聞き、そして信じて、約束された聖霊で証印を押されたのです。」

宣教題「神の子の刻印」 牧師 新保雅雄

新年あけまして、おめでとうございます。2018年皆様の信仰生活の上に、主の祝福と平安が豊かにありますように、お祈り申し上げます。

神は、御子イエスを、この世に救い主として送り込まれました。しかし、人々は、御子イエスを十字架に付けて殺してしまいました。ユダヤの宗教指導者の煽動に乗っかって、群衆は、主イエスを十字架に付けることを要求したのです。

当時のユダヤの総督ポンテオ・ピラトは、群衆の暴動を恐れて御子イエスが十字架で処刑されることを認めてしまいました。

ここに、神の秘密計画があるのです。「わたしたちはこの御子において、その血によって贖われ、罪を赦されました。」「秘められた計画」

神は、私たちを神の子にしようと計画しておられたのですが、私たちは、神の子に相応しく無かったのです。しかし、神は、私たちを裁いて、滅ぼしてしまうのでなく、私たちの罪を、御子イエスに全て負わせ、罪の償いのために、主イエスを十字架で身代わりの犠牲にしたのです。こうして、私たちは、神の子となる道が開かれました。

しかし、私たちは、自分で罪の償いをして、晴れて自由の身になった訳ではありません。自分では、何も罪の償いをしないままに、一方的に、神によって罪を赦されたのです。ここに、「神の愛」があります。

それは御子イエスを十字架で犠牲にしてまでも、私たちを救い、神の子として永遠の命を与えて下さる愛です。どんな人間でも、どんな罪にまみれても、ただ信仰を告白し、洗礼を受けるならば、誰にでも神は、刻印を押して「私の子だ」と守られるのです。 

 






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