2012年2月12日 「信仰と配慮」

投稿日時 2012-02-12 06:00:53 | カテゴリ: 礼拝説教要旨

本日の聖書 マルコによる福音書16:10、11 

「マリアは、イエスと一緒にいた人々がなき悲しんでいるところへ行って、このことを知らせた。しかし彼らは、イエスが生きておられること、そしてマリアがそのイエスを見たことを聞いても、信じなかった。」

宣教題  「信仰と配慮」    牧師 新保雅雄

週の初めの日(日曜日)朝早く復活された主イエスは、最初にマグダラのマリアに御自身を現されました。彼女は、以前七つの悪霊から救われました。彼女は、主イエスが十字架に付けられ、息を引き取られるまで見守り、墓に納められる時にも見守っていました。

このマリアに復活した主イエスは、最初に現れました。 マリアは、主イエスにお会いした喜びを弟子達に知らせました。ところがマリアの知らせを聞いた弟子たちは、マリアの言うことを信じませんでした。生きてマリアに現れたことを信じようとはしないのです。

その後、二人の弟子が、田舎へ行く途中、復活の主イエスが現れました。この二人も弟子たちに、主イエスにお会いしたことを知らせました。ところがまたもや弟子たちは、信じようとしませんでした。

弟子たちは、マリアが伝えても、二人の弟子が伝えても主イエスが生きておられることを信じようともせず、確かめることもしなかったのです。不信仰は、かたくなな心をつくります。人の話しを聞くことも、信じることも出来なくなるのです。いくら良い知らせを聞いても、生かそうとしない、信じられるのは、自分の考えだけです。

一方、神を信じる者は、心を開かれやさしい心が与えられます。人の言うことを「そんなことは無い」と、頭から否定することもない。何故なら、神の働きは自分だけではないからです。相手の中にも神が働いていることを思うことです.これが配慮するということです

この時の主イエスの復活の証しが、今日に至るまで全世界へ、福音として伝えられてきたのです。「信じる者になりなさい」

 






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