2011年12月25日 「本当のクリスマス」

投稿日時 2011-12-25 07:04:17 | カテゴリ: 礼拝説教要旨

メリークリスマス!

聖 書 ルカによる福音書2章14〜16節

「『いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心にかなう人にあれ。」天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、『さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださった出来事を見ようではないか』と話し合った。そして急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。』

宣教題 「本当のクリスマス」

メリークリスマス! クリスマスおめでとうございます。クリスマスのはじまりは、今から2011年前に当時もっとも小さな町であるベツレヘムでの出来事から始まっています。その町の馬小屋で産声を上げた赤ちゃんがいました。この赤ちゃんが世界中の人々に「愛」と「希望」と「救い」を運んでくれました。

産まれた場所はちょっと臭うような馬小屋でぼろ布にくるまれて飼い葉桶に寝かされていました。しかも、当時のユダヤの王様はお祝いをするどころか、自分以外に本当の王の存在を知り不安になり殺そうとしました。

しかし、夜通し羊の群れの番をしていた羊飼い(当時最も身分の低い者)の前に天使が現れて「あなたがたは布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。この方こそ主メシアである」と言われた後、本日の聖句に書かれているように、天使の大群が神を賛美したのでした。

貧しい場所で産まれた救い主は、貧しい人々の中で育ち、やがて大人になって御自分の使命を果たす時が来ると、もっとも小さくされている人を大事にするために、周りの評価などは全く気にせず、罪人扱いされた人、社会から見捨てられた人(自分は誰にも愛されていないと思う人)の友達となりました。

また、誰もが神様に愛されている存在なのに、差別して人間扱いしない当時の指導者に、それこそ神様が悲しむことだと悔い改めを迫りました。そのように神様の愛を伝え続け、神様から離れていた人が再び神様に立ち返るようにされていきました。しかし当時の偉い人達はイエス様を十字架にかけて殺してしまったのです。クリスマスは、この赤ちゃんが私たちの罪をすべて背負ってくださるために産まれて来たことを覚える時です。そして、羊飼い達が、主が知らせてくださったその出来事(愛)を見ようではないかと、ベツレヘムに急いで行ったように、この続きは、ぜひベツレヘム(教会)で確認してください。






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