2014年10月5日「最も小さき者」

投稿日時 2014-10-05 00:10:52 | カテゴリ: 礼拝説教要旨

本日の聖書 マタイによる福音書25章35〜40  

お前たちは、わたしが飢えていたときに食べさせ、のどが渇いていたときに飲ませ、旅をしていたときに宿を貸し、裸のときに着せ、病気のときに見舞い、牢にいたときに訪ねてくれたからだ。』

すると、正しい人たちが王に答える。『主よ、いつわたしたちは、飢えておられるのを見て食べ物を差し上げ、のどが渇いておられるのを見て飲み物を差し上げたでしょうか。いつ、旅をしておられるのを見てお宿を貸し、裸でおられるのを見てお着せしたでしょうか。いつ、病気をなさったり、牢におられたりするのを見て、お訪ねしたでしょうか。』そこで、王は答える。『はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。』

宣教題 「最も小さき者」      牧師 新保雅雄

今朝の聖書は、二人の人が出てきます。このことを主は「羊と山羊」として審判のとき右と左、つまり「永遠の罰と永遠の命」へと分けられる。と言われています。それではその条件は何でしょうか?

主は言われる。「わたしが飢えていたときに食べさせ、のどが渇いていたときに飲ませ、旅をしていたときに宿を貸し、裸のときに着せ、病気のときに見舞い、牢にいたときに訪ねてくれたからだ。」

それに対して一人は、「わたしは何のお世話もしていません」と答える。しかし主イエスは「あなたは永遠の命の御国へ入りなさい」と言われる。

もう一人は「わたしはお世話をしたではありませんか」と答える。しかし主イエスは「永遠の罰を受けなさい」と言われる。

「私は良いことをたくさんしてきた。困っている人も助けてきた。だから当然永遠の命を受ける者だ」と思ったとき、それは後者の裁きを受ける側になるでしょう。

私たちは、信仰が弱く何もできなかった。そんな自分を悔いる。しかし、私たちの廻りに弱く小さい者がいないだろうか。そこに天の入り口があるのです。世から捨てられた十字架のキリストです。






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